お笑いとたこ焼き、その蜜月関係とは
たこ焼きの街、大阪。市内には無数のたこ焼き店がひしめく。
そんな激戦区で常に長蛇の列を作る人気店ともなると限られてくる。
そんな人気店のひとつ「たこ焼道楽 わなか」の本店は、千日前にある「千日前本店」だ。
NGKこと「なんばグランド花月」。
お笑いの街を象徴するNGK、その隣にあるたこ焼き屋こそが「わなか」の本店だ。
お笑いとたこ焼き、どこをどう切り取っても「THE 大阪」の組み合わせである。
今日もなお行列が続く老舗
わなか 千日前本店は、常に長蛇の列が続いている人気店だ。
NGKに出演している芸人さんも買いに来ることがあるという。
わなかは1961年に創業したお菓子屋さんをルーツとしている。その時の店名が「わなか」だ。
そして1986年に店先で始めたたこ焼きが人気となって、たこやきを専門とする現在の「わなか」となったという。
「なんばグランド花月」が開館したのは1987年のことで、わなかはそれより前からこの地でたこ焼き店を営業していたことになる。
2019年1月現在わなかは大阪を中心に、京都や九州などで全13店舗で運営されている。
シンプルなメニュー!
メニューはカウンターの上に掲示されている。
基本メニュー「たこ焼き」は8個で500円だ。
トッピングのチーズ、ネギはそれぞれ+50円となっている。
わなかの特製ポン酢で食べる「たこポン」は8個で550円!
色々な味を少しずつ楽しめる「おおいり」なんていうのもある。
9個入りの「わんこだこ」、そして「たこせん」もラインナップ!
かなりの数のたこ焼きを手際よく焼いていくスタッフさん達の動きには、一切の無駄が無い!
これぞ王道!生地の味がたまらない
そして頂いた「たこ焼き」8個!
奥にはイートインスペースもあるので、中で食べてみよう。
出来たてのたこ焼きは当然のことながら激熱なので、冷ましてから食べないと舌を火傷してしまう。
甘めのソースがかけられ、生地からは濃厚な出汁の味が染み出て、大きくプリッとしたタコが入ったアツアツのたこ焼きを、ワイルドなかつお節と共に食べる。
これぞ大阪の味!!
それをなんばグランド花月の横で食べるのだから、これ以上の大阪感は無い!
決して奇をてらわないベーシックな味だけど、一朝一夕では作れない、奥深い美味しさを存分に感じることが出来た。
真っ正面のたこ焼きを食べたくなったら、わなか 千日前本店で、その味を確かめてみよう。