串かつ だるま 新世界総本店

新世界に行ったら串かつや!

大阪の名物、「串かつ」。新世界のジヤンジャン横丁に行くと数多くの串かつ屋がひしめいている。
そんな中でも老舗といえばこちら、「だるま」
その1号店こと「新世界総本店」は、新世界の路地にある。

DSC07381

DSC07379

通天閣が見えるこの通りから、少し路地に入ったところに、串かつ だるま 新世界総本店はある。

ひっそりと地味な総本店にある威厳

DSC07382

DSC07384

DSC07386

DSC07388

ド派手な串かつ店が多いこのエリアでは、ひっそりと地味な佇まい。
それでも「発祥の地」の文字にだるまの歴史を感じることができる。
外には数人の行列が常に出来ている。

だるまの歴史、それは串かつの歴史

DSC07385

DSC07406

串かつ だるまは、1929年創業の老舗。
当時は新世界の労働者向けの食べ物として初代女将が考案して提供したのが始まりだという。
その当時創業した場所が、まさにここである。

その後、3代続いただるまだが、2000年代初頭、経営が危うくなったという。
当時は新世界に今のような活気が無く、串かつ店もそれほど無かったという冬の時代だ。

そこに白羽の矢が立ったのは、現会長兼社長である上山勝也氏だ。上山氏を串かつだるまの4代目社長に推薦したのは、高校時代、ボクシング部の先輩だった赤井英和氏である。

上山氏の経営により、串かつだるまは徐々に人気店となり、2018年2月現在、大阪を中心に銀座や台湾・フィリピンも含め18店舗で運営されている。

2階の窓から覗くのは…

DSC07387

串かつ だるまといえばこの人形だ。
これは会長兼社長である上山氏そっくりにモデリングされているという。
これは難波本店がオープンする際に、赤井英和氏からプレゼントされたものが最初だという。

2階の窓から常に外を覗いているので、最初ギョッとする。
しかもこの時は雨が降っていたのに、ずっと「ソースの二度漬け厳禁やで」と言いながら2階の窓から覗いているのだからただ事では無い。

DSC07403m

建物の外からの印象の通り、中はかなり狭い。もちろんカウンター席のみで、数人といったところである。

DSC07391
厨房スペースも狭めだ。

ソースの二度漬け厳禁やで!

DSC07390

厨房の壁に貼られた串かつのメニュー。
105円のものがメインで、210円までの串かつがラインナップされている。
そしてやはり「ソースの二度漬け厳禁」である。

DSC07398

なんと昭和34年の三代目店主の写真が飾られている。総本店ならではだ。

DSC07405

店内には赤井英和氏、そしてビートたけし氏の写真も飾られている。

ちなみに数年前には、なんと安倍首相もこの店に来店したのだという。そこで首相に「ソース二度漬けは厳禁です」と注意したというのが有名なエピソードとなっている。

DSC07395

ソースの二度漬けは厳禁だと、外国人にも伝える。

DSC07394

これがテーブルに置かれたソースだ。基本的に次々と色んな人がここに串かつを漬けるので、二度漬けが厳禁ということである。ソースはいちいち取り替えないのが流儀だ。

DSC07396

テーブルにはキャベツのボールも置かれている。これは手で取って食べる。

DSC07399

新世界総本店限定のセットメニューも用意されている。

DSC07400

牡蠣にカマンベールに牛タン… 最高な素材ばかりだ。

新世界の真ん中で、伝統の串かつを食べる

DSC07401

そして運ばれてきた串かつ。
「元祖串かつ」「レンコン」「しいたけ」「おくら」だ。

DSC07402

思い切ってソースにドボンと漬けたら、すぐに口に入れる。
だるまがこだわり抜いたソースにはコクがあって甘くて、どんな素材でもハマりそうだ。
これはやみつきになるぞ…

しかし、一度口に入れたものは再びソースに漬けてはならない。これは鉄の掟である。

DSC07404

そして「牡蠣」。三重県の浦村産だという。
この牡蠣はなかなかの大きさがあり、それが2つも串に刺さっているという贅沢仕様だ。

これをソースに漬けて食べたら… 牡蠣のミルクとソースの甘みが口の中でミックスされ、とんでもない旨みが駆け巡った。

これが新世界の老舗、「だるま」の総本店の味… すなわちそれは、大阪の伝統そのもののようだった。

串かつ だるま 新世界総本店の地図