大阪のカレー文化を、大阪駅で手軽に楽しむ
カレーライスの文化が根付く街、大阪。
ここ「カレーハウス サンマルコ」もそんな大阪カレー文化の一角をなすチェーン店だ。
その1号店は、大阪ステーションシティ内にあるその名も「大阪ステーションシティ店」である。
JR大阪駅からすぐ。大阪ステーションシティのサウスゲートビルディング地下1階にあるサンマルコが、1号店の大阪ステーションシティ店だ。
サンマルコは、とんかつKYKを運営する株式会社曲田商店によって、1983年のアクティ大阪(現在の大阪ステーションシティ サウスゲートビルディング)の開業とともにオープンしたカレーライス専門店だ。
日本でヨーロピアンカレーを手頃な価格で楽しめるというコンセプトで、2020年1月現在、全国24店舗で運営されている。
サンマルコといえば創業以来、自慢のビーフカレーだ。
20種類のスパイスを加えたカレーソースは、今なおサンマルコの定番である。
入り口のメニューサンプルには、様々なトッピングのラインナップがある。
テイクアウトのカウンターも用意されている。
店内は横に長いカウンター席のみだ。
長年に渡って愛されるスパイシーな味
サンマルコのグランドメニュー。
メニューの1ページ目にはカレーへのこだわりが記されている。
あと引く辛さ
20数種類のスパイス(香辛料)を独自の配合でブレンドしたカレーソースは、食べるごとに辛さが増し、額にじわりと汗をかく辛さです。まさに後を引く味わいです。
味わい深いコク
手間暇かけて、鶏ガラと香味野菜(玉葱、人参、セロリ、ニンニク等)をじっくり煮込んだ野菜ブイヨンと、上質なビーフをじっくり煮込んだ牛肉ブイヨンが味わい深いコクの秘密です。
絶妙な旨味
上質なビーフをローストし、じっくり煮込んだ旨味成分がスパイシーなカレーソースを絶妙な旨味で引き立てています。
ビーフカレーは、サンマルコ定番&人気No.1とのことだ。今回はビーフカレーをオーダー!
期間限定のトッピングや野菜など、他にも様々なラインナップが用意されている。
後からじわじわ辛さが来る!これぞ大阪カレー
オーダーすると、かなり早く運ばれてきた「ビーフカレー」!
オーダーしてから1分かかっただろうか。
駅に近いカレー店ということもあり、このスピード感も伝統のひとつになっているのだろう。
大きめの皿に、ライスにどっぷりとかけられたルー。
大阪カレーを感じさせてくれるルックスだ。
食べてみると、一口目はそれほどでもないけど、二口目あたりからじんわりと辛くなってくる。
そしてどんどん汗が出てくる。
この辛さの時間差攻撃こそ、大阪カレーの神髄だ。
ゴロゴロと入っているビーフが嬉しい。
キャベツのピクルス、これも大阪カレーの定番。
テーブルには、落花生、レーズン、キュウリ漬、パインの4つの味覚がラインナップ。なかなか珍しいのではないだろうか。
追加トッピングもできる。
これは「ダイスカットトマト」!
その名の通り、正方形にカットされたトマトの山盛りだ。
カレーにドバドバとトッピングすることで、トマトのフレッシュな味わいが追加されるのだ。
80年代からの大阪駅の定番カレー、サンマルコ。
近年再開発が急激に進んでどんどん進化していく大阪駅周辺だが、新しくできたお店と共に、老舗のカレーライス専門店は愛され続けていた。