1ポンドステーキハンバーグのタケル 1号店 西中島店

ハンバーグとステーキが発する「肉フェロモン」につられて

大阪を発祥の地とし、そのボリューミーなハンバーグとステーキで急速に店舗数を伸ばしつつあるステーキハウス「1ポンドのステーキハンバーグ タケル」
その1号店は、大阪市淀川区にある西中島店だ。

DSC01178

DSC01150

DSC01155

DSC01151

DSC01154

大阪メトロ御堂筋線 西中島南方駅を降りて徒歩1分。
1ポンドのステーキハンバーグ タケルはとにかく目立つので、すぐに分かる。

DSC01156

入り口の横から、肉フェロモンが猛烈に漂ってくる。これは危ない!

DSC01153

旨い肉 あるぜ と言っている。この人がタケル氏なのだろうか?
この顔は、店内のあちこちで目にすることになる。
タケル氏… それは一体、何者なのだろう?

創業者は伝説の格闘家…!?

DSC01152

1ポンドのステーキハンバーグ タケルは、2010年11月に創業。
1号店である西中島店をここにオープンさせた。

その創業者の名は、店名通り「タケル」氏である。

タケル氏とは…?
格闘技に精通している読者ならピンと来るかも知れないが、格闘技の祭典「K-1」創世記より選手として活躍した、あのタケル選手である。
1995年のデビュー戦ではジーン・フレイジャーにKO勝ち、その後もジェロム・レバンナやマイケル・マクドナルドら錚々たる選手と戦いを繰り広げ、K-1デビュー当時は佐竹雅昭、武蔵に次ぐ「正道会館第三の男」と評された選手だ。

そのタケル氏が選手生活引退後にオープンさせたステーキハウスがこの「1ポンドのステーキハンバーグ タケル」である。

2018年8月現在、大阪に7店舗、東京に2店舗、そして姉妹店「牛カツのタケル」が大阪に2店舗で運営されている。

DSC01175m

店内はの雰囲気は、まさにステーキハウスだ。

DSC01167

数多くのサイン色紙が飾られている。

DSC01157

タケルのグランドメニュー。ランチはお得な日替わりセットがある。

DSC01158

通常のランチセットもメニューが豊富!

やたら肉肉しいメニューに食欲が刺激される

DSC01159

DTPの迫力で押してくるデザインが、やたら目に飛び込んでくる!

DSC01160

ページをめくっても、どの肉も最高に美味しそうだ…
しかしメニューのデザインが凝っている!

DSC01161

今回はランチタイムだったということもあり、日替わりメニューの「プレミアムチャックアイステーキ」Sサイズをオーダー。

充実のソースとスパイス

DSC01162

ソースやスパイスは様々な種類が用意されている。
そのうちいくつかは、タケルのオリジナルの物という凝りようだ。

DSC01163

ソースやスパイスの組み合わせも指南してくれる。これは初心者には助かる!!

DSC01164

タケルオリジナルの「タケルのたれ」

DSC01165

玉ねぎベースのオリジナルソース。

DSC01166

やみつきガーリックオイル。

DSC01173

フライドガーリック。

中身もオリジナルだが、容器も全てタケルのオリジナルのもので、細部までの徹底的なこだわりが感じられる。

DSC01168

まず出てきたスープからして、容器に目が行く。
「あったまるぜ。」

タケル氏(?)が直接、語りかけてくるようだ。

肉の旨みを存分に味わえるステーキ!

DSC01169

そして運ばれてきた「プレミアムチャックアイステーキ」

プレーンな状態なので、ここから自分好みに味付けをする。

また最初からカットされているので、箸で食べることも可能だ。

DSC01171

Sサイズにも関わらずボリューム感を感じるステーキ。
程よい厚みがあるが、口に入れて噛むと牛肉の旨みが一気に染み出してくる。
そして何より柔らかい

おお、良い肉を食っている…!

そんな気にさせてくる。

そして様々なソースを試す。これがまた奥深い。

オリジナルソースにフライドガーリックという定番のような組み合わせから、オニオンソースだったり、やみつきガーリックオイルだったりと、味付けによってステーキは様々な表情を見せてくれるのが面白い。

そしてこのお店の最大の特徴がこれだ。

画期的な「肉だけおかわり」システム

DSC01174

替え肉!!!

ラーメンの替え玉のごとき、「肉だけおかわり」が出来るシステムである。

「もう少し肉食いたいな」という時、もしくはステーキを食ったあと「ハンバーグも食いたいな」なんていう大食いさん御用達のこのシステムは、肉好きにはたまらないに違いない。

DSC01177
ご飯を食べ終わるとタケル氏(?)は「いっぱい食えよ。」と言ってくる。芸が細かい!

きめ細やかなメニュー構成、きめ細やかなソース類、オリジナルの皿デザイン、替え肉システム。
これほど細部に趣向を凝らしたステーキハウスも珍しいのではないだろうか。

そしてなにより、格闘家であり空手家であるタケル選手が作ったお店ということで、「後輩に、稽古の後はタンパク質を摂って欲しい」という優しさも感じることができる。

関西からの新たなステーキハウスの潮流として、1ポンドのステーキハンバーグ タケルは要注目だ。

1ポンドステーキハンバーグのタケル 1号店 西中島店の地図

>本店の旅BOOKS新刊2冊、発売中

本店の旅BOOKS新刊2冊、発売中

全国のローカルチェーン店を巡る、チェーン店ツーリズムシリーズ創刊。Vol.1「ローカル回転寿司チェーン店のススメ DELUXE EDITION」、Vol.2「ローカルうどんチェーン店のススメ」を同時出版しました。ただいま発売中です。

CTR IMG