ド派手外観の大和本店
もし、回転寿司にお酒の飲み放題があって、それがドリンクバーで、日本酒や焼酎まであって、しかも500円だったら? そんな型破りなサービスを提供する回転寿司チェーン店が「独楽寿司」だ。
独楽寿司の1号店であり本店は、神奈川県の大和市にある大和本店だ。
ド派手な外観が目を引く。
店名の通りの、独楽のオブジェ。
それでは入店してみよう。
酒好きには天国のような回転寿司
独楽寿司は1984年に創業。現在では神奈川と東京に10店舗を展開している回転寿司チェーン店だ。
その特徴は、小田原漁港のセリ権を持っていること。そのため仲買人に中間マージンを支払うことなく卸売人から直接購入できるので、原価を抑え、低価格での提供が実現できるのだという。
小田原漁港で水揚げされる名物といえばアジ。独楽寿司には生け簀があり、中でアジが泳いでいる。
オーダーが入ってから捌かれるので、新鮮そのもののアジが楽しめる。残念ながら訪問日は目当てのアジが既に品切れだったが、アジ以外も新鮮なネタの数々が取り揃えられている。
そして独楽寿司は、アルコール飲み放題が550円というお手頃価格で楽しめることも特徴だ。
アルコール飲み放題はセルフ式となっており、自分で注ぎに行く。
こちらは焼酎バー。
熱燗サーバー。
こちらはビールサーバー。
焼酎、ウイスキーー、ソフトドリンクのサーバーもある。
ここでオリジナルのハイボールを作ることができるのだ。
飲み放題があることは、口コミでどんどん拡散して欲しい!とのこと。
この記事を読んでる皆さん!!独楽寿司の飲み放題がありますよ!!!
ちなみに飲み放題は90分制となっている。さすがに1日中飲み続けられるわけではない。
独楽寿司の一番人気は、本マグロの三点盛りだ。
湯飲みは独楽寿司のシグネチャーモデルとなっている。
「東海道」が描かれたデザインだ。
推しの本マグロ、素晴らしい逸品!
「本マグロ三点盛」
本マグロの大トロ・中トロ・赤身が三貫盛られた一皿。明らかに色合いの違う大トロだが、見た目通りの味わいで、舌の上で音もなく溶けていく。もしあなたが人生に迷ったり悩んだりすることがあったならば、大トロを食べると少し元気になるだろう。中トロは滑らかでヌルっとした食感、赤身はさっぱり爽やかだ。
「函館軍艦」
イクラ、ウニ、カニという函館朝市を思わせるような食材がコンパクトに収まった軍艦。思い切って軍艦を丸ごとかぶりつくのがおすすめの食べ方だ。ちなみにこの3つのネタで最後まで余韻を残すのはカニである。カニ強し。
「照焼サーモン」
独楽寿司はメニュー数も多く、炙り系メニューも充実している。その中でこの照り焼きサーモンが他にない味わいだ。甘い照り焼きソースとサーモンって意外と合うようで不思議な美味しさがある。
「お月見三点盛」
うずらの黄身がのっている軍艦が大好き。これはねぎとろ、納豆が特に美味しい!
独楽寿司 大和本店。
古き良き回転寿司のカジュアルさに加え、お酒飲み放題という楽しさ。それでいて職人さんが目の前で握ってくれる本格派。
固定ファンを多く持つお店ならではの魅力にあふれていた。