まさにとんかつのファストフード形態
とんかつを牛丼屋のスタイルで食べるという、とんかつのファストフード化を推し進めて近年店舗数を増やしたチェーン店といえば「かつや」。
かつやの1号店は、神奈川県の相模大野駅近くにある「相模大野店」である。

駅近くであるが、国道16号のロードサイドといった性格の方が強い。広い駐車場を持っている。
かつやの歴史はまだ新しく、1998年に1号店をここに開店させている。
大きなリニューアルはしていないようで、15年間の歴史は何となく感じることができる。
サッと入って、サクっととんかつをオーダーする
かつやは、「とんかつ界の𠮷野家」を目指すつもりで作られた店舗だという。
成り立ちは少し変わっていて、新潟を中心に展開するホームセンターであるホームセンタームサシを運営するアークランドサカモトの子会社、アークランドサービスによって運営されている。
これまでホームセンターを運営していた会社からの、別事業への挑戦が「かつや」なのだ。
そもそも、とんかつを牛丼のように素早く作る事は難しいのではないかと思う。
手作りで作るのであれば、豚肉を叩いたりしてから衣を付けて揚げるという所まで必要であり、とても牛丼のように注文したらすぐに出てくるというのは不可能だ。
かつやでも、それなりに時間はかかるのだが、それでも他のとんかつ店よりは早い。
どこに秘密があるのだろう。
リーズナブルなロースカツ定食に舌鼓み
これがかつやの「ロースカツ定食」!
690円。かなりリーズナブルなとんかつである。
これほどリーズナブルなとんかつ専門店は他に無く、「かつや」の成功で、多くのとんかつチェーン店が生まれた。
少し濃い目のソースをかけて、とんかつを食べる。
カジュアルにとんかつを食べたい時に重宝しそうだ。