揚げたて天ぷらを今すぐに!
サッと入って、すぐに揚げたての天ぷらを食べる。そんなファストカジュアルの天ぷら屋として展開するのが「揚げたて天ぷら定食 まきの」だ。
あの丸亀製麺のトリドールによって展開されるまきのは2006年、兵庫県で創業した。
こちらは2号店の西神戸店である。
「揚げたて 天ぷら定食 まきの」と書かれたシンプルな看板が目立つ。
作り置きなしで 揚げたてのみを ご提供しています
とのこと。
こちらが入口となっている。
それでは入店してみよう。
見える、魅せる厨房は丸亀製麺譲り
揚げたて天ぷら定食 まきのは、丸亀製麺や長田本庄軒を展開する株式会社トリドールによって、2006年、兵庫県加古郡にまきの 1号店である「播磨店」で創業した。
創業に至った経緯は、当時の担当者が福岡県の天ぷらチェーン店「天麩羅処ひらお」にいたく感動したことで、天ぷら業態を検討し始めたのだという。
そして2006年、まきの1号店が当時のトリドールの本社に近い兵庫県加古郡にオープンした。
丸亀製麺と同様にセントラルキッチンを設けず、店内で敢えて非効率な手作業を行うことをコンセプトにしたまきのだったが、当初はクオリティが保てず、数年で閉店してしまった。
ここ2号店からは1号店の反省を活かし、試行錯誤を経て、お客様が食べる順に天ぷらが出てくるというスタイルと品質を確立。
現在では関西を中心に、11店舗を展開している。
まきのは、カウンター越しに厨房での調理の様子が楽しめるようになっている。
こちらがまきののグランドメニュー。
レギュラーメニューはこのようなラインナップとなっている。
今回は「まきの 天ぷら定食」をオーダー!
カウンターに用意される天つゆと取り皿。
箸袋は天ぷらまきののシグネチャーモデルだ。
ゆず大根といかの塩辛は無料となっているのが嬉しい。
揚げたて、数秒後には口の中!
まずはご飯とお味噌汁が提供される。
まずは「海老」「イカ」「舞茸」からスタート!
揚げたて数秒後なので、まだピチピチとした油の音がしている。
衣は食感も軽く、胃にも軽い。
これは、2種の油を独自に配合したことで、胸焼けしにくく、からりと軽い食感を実現したのだとか。
舞茸もジューシーだ。
天つゆに浸けて、口に入れる。
その瞬間、最高の天ぷらエクスペリエンスが訪れる。
塩も用意されているので、具材によっては使い分けることもできる。
これはオプションでつけた半熟玉子天。
丸亀製麺でも人気の天ぷらだ。
ここで塩辛を…!
天ぷらと塩辛って、なぜこんなに合うのだろうか。
そして後半の天ぷらも。
揚げたての天ぷらを、カジュアルに楽しむ。
ありそうでなかなか無い、天ぷらのファストフード。
美味しさと安さ、相反する2つの要素を見事に昇華させたのが、まきのだろう。
それは丸亀製麺で培われた、不効率による価値追求のなせる技だ。