令和、空前のタピオカブーム!その立役者
2018から2019年、日本は空前のタピオカブームとなった。
タピオカミルクティ専門店にはタピオカを求める人々で連日長蛇の列となり、一種の社会現象となったのだ。
そんなタピオカミルクティーブームの火付け役の一つとなった店が、台湾の高雄発祥のティーカフェ「ゴンチャ」。
その日本1号店である「原宿表参道店」が東京の表参道にオープンしたのは、2015年9月のことである。
※閉店しました。
原宿~表参道エリアは都内でも特に若者に人気のあるエリアで、数々のオシャレなショップやカフェがひしめく激戦区。
台湾発のティーカフェであるゴンチャは、そんな激戦区に日本1号店を出店した。
2019年の今、このエリアには数々のティーカフェが出店する激戦区になっており、その様相はまさにタピオカ戦争といったものだ。
台湾を強く感じさせるブランディング
ゴンチャは台湾第二の都市である高雄にて、2006年に創業したタピオカミルクティ専門店だ。
台湾・阿里山の高級な茶葉を使用し、オーダーも多くのカスタマイズが出来るということで、これまでのタピオカミルクティー専門店とは一線を画するコンセプトが人気となった。
日本では90年代の初頭にナタデココと共にタピオカがブームとなったが、現在のタピオカブームは当時のものとは潮流が全く異なる。
今日のタピオカブームはまず「台湾」ありきであるが、いわゆる「夜市からそのまま来ました」ようなちょっと怪しい雰囲気ではなく、台湾の持つエキゾチズムが高度なブランディングやデザインによって、オシャレでモダンなものだとティーンに認識されたことが最大の特徴だろう。
「台湾」であることを強く打ち出すポスターと、夏限定のメニュー。
カスタマイズ自在なメニュー構成
ゴンチャのグランドメニュー。かなりたくさんのラインナップがある。
タピオカ以外にもジュースやスムージーがラインナップしているが、コーヒーはラインナップしていない。
今回は最もベーシックな「ブラックミルクティー+パール」Mサイズをオーダー!
パールというのはタピオカのこと。
店内、カウンターの様子。カフェそのものだ。
カウンターにあるメニュー。
タピオカミルクティーというストレートな商品名はラインナップしておらず、ジャスミングリーンミルクティー、ウーロンミルクティーなどのミルクティーをベースに、トッピングとしてパール(タピオカ)、アロエ、バジルシードなどを組み合わせるスタイルだ。
カップのサイズ。Largeサイズはなかなかのボリュームだ。
台湾の屋台でのタピオカは、無条件でLargeサイズが出てきた気がする。
台湾伝統のスイーツと言えばパイナップルケーキ、マンゴーケーキ。
ゴンチャブランドのケーキがラインナップしていた。
台湾を中心にしたワールドマップ。
台湾産茶葉の誇りを感じることができる。
巨大なタピオカがゴロゴロ!これぞゴンチャのタピオカミルクティー
そして提供された「ブラックミルクティー+パール」Mサイズ!
飲みきるにはちょうど良いサイズ感だ。
なんといってもこのタピオカの存在感!
ビー玉くらいの大きさのものがゴロゴロと溜まっている。
これを…
極太のストローで吸い込む!
これぞ台湾流のタピオカミルクティーの飲み方だ。
日本を席巻するタピオカブーム。
その激戦区である原宿~表参道エリア。
ゴンチャ日本1号店がオープンしたのは2015年で、現在に繋がるタピオカブームを盛り上げた震源地で飲むタピオカミルクティーは、まさに「令和」元年のエモみがあった。