みなとみらい発祥のしゃぶしゃぶ食べ放題
しゃぶしゃぶ食べ放題の全国チェーン「しゃぶ葉」。
その1号店は、横浜みなとみらいの横浜ワールドポーターズにある「横浜WP店」だ。
みなとみらいのショッピングセンター、横浜ワールドポーターズ。
ららぽーとやイオンモールのように様々なテナントが入居している。
5階にあるレストランフロアに、しゃぶ葉 横浜WP店がある。
おやさいたっぷり しゃぶ葉
こちらが基本の利用料金。
ランチで三元豚のみの食べ放題だと平日で1399円と、リーズナブルな設定だ。
しゃぶしゃぶのサンプルも置かれている。
すかいらーくグループの人気ブランド
しゃぶ葉は2007年、ニラックス株式会社による運営で、横浜ワールドポーターズに1号店がオープンした。
ニラックス社は大型コンベンションセンターなどでのレストラン事業を行う外食企業だ。
当初、新日鐵とすかいらーくによる合弁会社だったニラックス社だが、2004年にはすかいらーくの完全子会社となる。それでも当初からの強みであるブッフェ形式というニラックス社ならではのブランドのひとつが、しゃぶ葉だ。
2019年1月、しゃぶ葉の運営権はニラックス社からすかいらーく社に移り、今ではガストやバーミヤンなど共にすかいらーくブランドの一つになっている。
壁面にはしゃぶしゃぶブッフェとある。
これはブッフェにこだわりを持つニラックス社の店としてスタートした名残りだろう。
現在、すかいらーくのしゃぶ葉の公式サイトではブッフェという言葉は使われておらず、カルチャー感の違いが面白い。
しゃぶ葉は2020年11月現在、全国で269店で運営されている。
まずはタッチパネルで基本のオーダーを
テーブルにはIHヒーターと鍋、そしてタッチパネルなどが設置されている。
まずはコースを選択する。
本日はリーズナブルな「三元豚コース」を選択!
だしを1つ選ぶことができる。
ここでは「鶏がら醤油だし」を選択!
肉のオーダーはタッチパネルから。
豚肉と鶏肉を選ぶことができる。
個数のオーダーはこのようなインターフェイスだ。
まずはそれぞれの肉を1皿ずつ。
鍋は仕切りで2つに分けられており、片方にはノーマルな白だし、もう片方には鶏がら醤油だしだ。
2つのだしを一人じめできる……この時点で期待が高まる。
肉以外のメニューはブッフェ形式で!
しゃぶ葉では、肉以外のメニューは全てブッフェ形式となる。こちらは野菜のコーナー。
用意された野菜の種類も充実している。
感染症予防のため、ブッフェコーナーに立ち入る時はマスクとビニール手袋が必須となる。
ごはんコーナー。左端にはカレーがある。
そして右にあるのはパンケーキのブースだ。
カレーは少し和風テイストで、サラサラとしたチキン風味のものだ。
中華麺も用意されている。そのまま鍋にドロップすることでラーメンになる。
これはたれBAR。
そのまま使うもよし、オリジナルのブレンドを試すもよし。
たれのブレンドはいつだって楽しい。
食後にはソフトクリームやかき氷などのデザート類も食べることができる。
ドリンクもドリンクバーで飲み放題だ。
心行くまで肉と野菜を食べよう
IHヒーターはパワフルで、あっという間に鍋のだしが沸騰する。
これが三元豚の豚バラ。
さすがバラ肉、脂肪分が多い。
こちらは豚ロース。
バラ肉と違って赤身が中心だ。
そして鶏肉も!
豚肉の脂身に疲れた時は、あっさりとした鶏肉が癒やしてくれる。
ひたすら、しゃぶしゃぶ。
リーズナブルな価格で、好きなだし、好きなタレ、そして好きな野菜を好きなドレッシングで。
ランチタイムのコースで時間が短いとはいえ、十分すぎるほど肉と野菜を食べることができた。
しかも、肉も野菜もフレッシュで気持ちいい。
しゃぶしゃぶ食べ放題のサービスはここまで来たか!と思わせる、そんなお店だった。