東京油組総本店 1号店 赤坂見附組

スープの無いラーメン、油そば

様々なスタイルのあるラーメンのうち、スープの無いものは油そばと呼ばれる。
ここ「東京油組総本店」は、油そば専門店として2008年に創業した。
1号店は、赤坂見附にある「赤坂見附組」だ。

東京メトロ赤坂見附駅からすぐ。
「油そば」という赤いネオンが赤坂の繁華街に馴染んでいる店、ここが東京油組総本店 赤坂見附組だ。

総本店と銘打っているが、全ての支店が総本店を名乗る、オール本店タイプのチェーン店だ。

入口脇には油そばに関する説明書きがある。

「油そば」とは…
スープのかわりに、特製タレと、特別に調合した油、お酢とラー油を熱々の麺に絡ませて食します。
カロリーはラーメンのほぼ三分の 二、塩分は約半分。そのネーミン グからは考えられないヘルシーさです!
しかも、特別に調合した油の主成分は脂肪燃焼効果が高く、さらにビタミンEやポリフェノー ル、アミノ酸も豊富に含んでいて、美味しくて体にも優しいのです。

カロリーが低く、身体にも優しいという。
良い事ずくめだ!

それでは入店してみよう。

油そば専門チェーンとして全国に!

東京油組総本店は2008年1月、赤坂に1号店である赤坂見附組をオープンさせた。
運営会社は「つけ麺屋やすべえ」などを展開する株式会社サッポロ実業で、フランチャイズにより全国展開を行っている。

油そばは、1952年に国立市の「三幸」が、伸びたラーメンをヒント提供を開始したことや、同年代に武蔵野市境の「珍々亭」が中国の拌麺をヒントにして提供を開始したことなどがそのルーツと言われている。

東京油組総本店は2022年8月現在、国内よ47店舗、台湾に3店舗で運営されている。
国内は東京のみならず、関西や四国、東北にも店舗を持つ。

入店すると券売機があるので、ここで食券を買おう。
専門店らしく、基本的には油そばしか無い。

今回は「油そば 大盛」をオーダー!

テーブルには酢、ラー油、コショウなどが置かれている。

具材として刻まれた玉ねぎが置かれているのが油そば専門店らしい点だろうか。

食べ方の指南が書かれていた。

美味しい食べ方
1.熱い間に、お酢とラー油を丼に回しいれて下さい。
油そばにはお酢とラー油が欠かせません。
初めての方は、並盛りなら2周、大盛りなら3周、W盛りなり4周かけてみてください。

2.すぐによくかき混ぜる
熱いうちにタレとお酢・ラー油が麺とむらなく混ざるよう、よく混ぜて下さい。

3.熱いうちに召し上がれ!
冷めると美味しさは半減してしまいます。
まろやかさが欲しい方には、半熟卵のトッピング(¥100-)もおすすめ!
お好みで卓上の血液さらさら効果の刻み玉ねぎを加えると、さらに美味しいです。

そして、小麦についての説明も。
一粒の小麦から約6%しか採れない貴重な部位を多く取り込んだ麺だという。

ラー油をかけて、すぐに混ぜて食べる!

そして運ばれてきた「油そば 大盛」

大盛りということで、なかなかのボリューム感だ。

小麦の貴重な部位を多く取り込んだという麺は太麺だ。

まず、酢を3周させる。

次に、ラー油を3周させる。

素早く混ぜる!!

混ぜる!!!

酢とラー油が混ざった麺を、熱いうちに食べる。
これぞ、油そばの真骨頂だ。

香ばしい小麦の味わいがする麺と、特製のタレ、そして酢とラー油の絡み合いが、食欲を刺激する。
一般的なラーメンよりも低カロリー、スープがない分だけ食塩も約半分と、食べてみるとヘルシーさがよく分かる。
ここに玉ねぎを加えることで、爽やかな食感が加わる。

東京油組総本店、1号店の赤坂見附組。
発祥の地で食べた味は、東京の激戦区の中で人気を経るための、工夫とこだわりがたくさん詰まったような、洗練された味であった。

東京油組総本店 1号店 赤坂見附組の地図

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