渋谷の老舗スパゲティ専門店
パスタチェーン、「洋麺屋 五右衛門」。
箸で食べるちょっと和風なパスタ…と異色な存在ながらも、日本人に馴染みのある食べ方と、さまざまな創作パスタの美味しさが人気のお店だ。
そんな洋麺屋 五右衛門の1号店は、渋谷の公園通りにある「渋谷公園通り店」だ。
※閉店しました。
渋谷駅から渋谷公会堂の方向に歩く上り坂の道は、公園通り。
その公園通りを一端上りきり、渋谷公会堂の向かいくらいにある路地に、洋麺屋 五右衛門の1号店である渋谷公園通り店は存在する。
洋麺屋 五右衛門は、渋谷駅近くのグルメタウンの8階に「渋谷本店」がある。
こちらは駅近のロケーションと、そこそこの広さがあり、豪華なサラダバーまである。まさに旗艦店に相応しい本店だ。
対してこっちの1号店は創業店舗らしく、最初は知る人ぞ知る店だったのかも知れないな、なんて思いをはせる。
創業は1976年で、イタリアンチェーンの創業としては1978年創業のカプリチョーザより古く、まさに古参と言える。
1号店らしい狭小店舗だ…と言いたい所だが、後年地下のフロアが増床され、十分な広さを持つようになった。
しかしながら1階のカウンター席は、目の前でシェフが調理しているのを見ながら食べることができるのが良い。
箸で食べる創作パスタ、パンチあり!
お盆の上に箸か置かれると、何か和食がここに来るのかな?という雰囲気が漂う。
運ばれてきたのは「カニと海老と本からすみのペペロンチーノ」!
一口目からインパクトがあり、パンチがある! 和風だがコッテリとした味わいで、ガツンと来るのだ。
日本のパスタチェーンの草分けの一つ、五右衛門。
70年代から80年代にかけてドリフ大爆笑を毎週公開生放送を行っていた渋谷公会堂のすぐ近くということで、ドリフターズのメンバーも五右衛門に通ったかも知れない。