名古屋の喫茶店文化を全国に広めた立役者
名古屋に発祥して、全国的に展開する喫茶店チェーン「コメダ珈琲店」。
その本店は、名古屋市瑞穂区に位置する。
まさに本店といった風情の、堂々とした店構えを持つ店舗だ。
お店自体が長い歴史を刻んでいるような雰囲気だ。

本店には様々な特徴があるが、そのうちの一つ、踏切と腕木信号のオブジェ。
他のコメダ珈琲店には無い特徴だ。
駐車場の入り口にある「どんぐり橋」と書かれた柱。
これも本店にしかない謎の特徴だ。
コメダ珈琲店は、1968年に創業した1号店の「菊井店」(現在は閉店)にて創業し、1970年にはフランチャイズ展開をスタートさせた。
この「本店」は1977年にオープンしたもので、名古屋の高級住宅地にあるこの店舗は、紛れも無くコメダ珈琲店のフラッグシップ店舗だ。
地元名古屋ですっかり定着したあと、近畿圏や関東圏でも店舗数を増加させ、2020年1月現在では全国に930店舗にもなっている。
レトロでゆったりした作りを持つ本店の店内
コメダ珈琲店本店の店内。
木の温かみを活かした作りで、本店ならではの広さもあ、落ち着けそうな空間である。
またフロアは増床された別館と繋がっており、十分な広さが確保されている。
本店には2階席もある。
本店には、コメダ珈琲店が創業した1968年を記念するレリーフが掲げられている。
KAMIYAMAとあるのは、ここは以前は「上山店」だったためだ。
飲みやすいコーヒーと、ボリューミーなフード
オーダーしたのは「アイスコーヒー」。
ピーナッツが付いてくるのもコメダ珈琲店のお約束だ。
そしてこちらは「エッグバーガー」。
一般的なハンバーガーよりもかなり大きなサイズで、ボリュームたっぷりだ。
コメダ珈琲店のフードは全体的にボリューミーなものが多く、一撃で満腹になれる。
全国で店舗を増やし、そのホスピタリティとフードのボリュームによって人気のコメダ珈琲店。
その本店には、まさに本店らしい空間があった。