日本最大のカレーライス専門店、その発祥の地
日本で最も店舗数の多いカレーライス専門チェーン店、ココイチことカレーハウスCoCo壱番屋。
1978年に創業してから現在に至るまでカレー一筋。
その創業の場所では、今も変わらず営業が続けられている。
(注:建て替える前の店舗の情報です。現在の店舗はこちら)
CoCo壱番屋 第1号店という看板が誇らしい。
その場所は、名古屋の北西、名古屋市と隣接する清須市にある。
西枇杷島店は、その名の通り以前は西枇杷島町だったが、2005年に清須市に編入された。
3つの店舗が連なった建物は以前と違い、営業をしているのはこのCoCo壱番屋西枇杷島町だけとなってしまっている。
そして周囲の環境も大きく変化したようだ。以前は田んぼや畑が多く、のどかな雰囲気だったが、最近はマンションが増えて賑やかになっている。
そんな中、このCoCo壱番屋西枇杷島店は1978年当時から姿形を変えず、ずっと営業が続けられている。
CoCo壱番屋は新しいデザインを導入してしばらく経つが、この1号店は旧デザインのままであることが印象的だ。
入り口脇にあるCoCo壱番屋1号店を示すプレート。
建物が新築された現在でも、このプレートは掲げられている。
ちなみに、2008年に訪問した時の様子。
3つ連なった店舗は、CoCo壱番屋以外の店舗も入居している。
おなじみの看板。
ここが発祥の地だ。
当時の店内の様子。
これぞ、自慢のビーフカレー。
こちらは一宮にあるフランチャイズ本部。
「ココイチ キッチンスタジアム」なる研修センターもある。
社員向け福利厚生設備のゴルフ練習所も完備!
創業当時を思わせるカウンターのみの店内
CoCo壱番屋は、創業者である宗次徳二氏が1974年に始めた喫茶店「バッカス」で提供していたカレーライスが好評で、カレー専門店として1978年に始めたのがその歴史の始まりである。
その1号店がここ、西枇杷島店だ。
店内はカウンター席しかなく、数人で満員になる。
そして、次から次へとお客さんがやってくる人気店でもある。
このこじんまりとした店内は、創業時の、立地や坪数には決して恵まれなかった空気を今に残している。当時の宗次氏の熱い想いを感じずにはいられない。
西枇杷島店のビーフカレー。CoCo壱番屋の「自慢のビーフカレー」である。
2013年現在、全国1300店舗にもなったCoCo壱番屋で、最も最初にオープンした店でのビーフカレー。
日本を制する味である。