大手焼肉チェーンの本店は創業の地に
焼肉の人気チェーンの一つ「牛角」。
全国的に店舗数も多い同店で食べたことがある人も多いのではないだろうか。
そんな牛角の本店は、東京の三軒茶屋にある「三軒茶屋店」だ。
東急田園都市線の三軒茶屋駅から徒歩5分の所に、牛角の本店はある。
入り口には大きく「本店」と書かれた看板が掲げられており、ここが牛角の本店であることを主張している。
牛角は、1996年に「七輪」という名前で三軒茶屋に創業した。
今の牛角の特徴でもある七輪で肉を焼くスタイルだったわけだが、翌年1997年に「牛角」に改名。
その名前の意味は、牛の角(つの)をアンテナに見立てお客さんの声に耳を傾ける、というものだ。
元々の創業の地からは少し移転し、現在のこの本店となっている。
その後、おしゃれな店内で、七輪で焼いて食べる低価格な焼肉というスタイルが受け、日本中でブレイク。
チェーン店網を大きく広げることに成功した。
牛角の特徴は、七輪で食べる焼肉
牛角本店はこじんまりとしていて、どこか個人店の居酒屋のような雰囲気がある。
牛角の名物、七輪にくべる木炭を焼くかまどである。
狭いスペースで、作業をスムーズに行うのはなかなか難しそうだ。
入り口の脇には、牛角ロサンゼルス店の店舗写真が掲げられている。
牛角は海外にも積極的に出店している。
牛角と言えばカルビ!
これが牛角の看板メニューである「牛角カルビ」。本店の牛角カルビの様子である。
日本にカジュアルな焼肉ブームを作りだした牛角。それは、女性でも気軽に入りやすく、おしゃれで、安く、そして美味いという今のスタイルがあるから。そのスタイルはまさに、牛の角をアンテナに見立ててお客さんの意見を聞いて作られていったものなのだろう。
事実、隣の席もその反対側も女性客で、焼肉ってこんなに身近になったのだなぁと思わせる雰囲気があった。その立役者である牛角の創業の地で食べる牛角カルビは格別である。