その名の通り、三田にある製麺所!?
都内を中心に全国で展開するつけ麺専門のチェーン店「三田製麺所」。
その1号店であり本店は、東京都港区にある「三田本店」だ。
JR山手線 田町駅、もしくは地下鉄三田駅から徒歩すぐ。
慶應仲町商店街の中にある三田製麺所こそ本店で、ブランド名にもなっている三田本店だ。
看板に誇らしく主張する「本店」の文字。存在感がある。
専門店ならではの、つけ麺への徹底的なこだわり
三田製麺所は株式会社エムピーキッチンによって運営されているつけ麺専門店だ。
1992年に創業した株式会社エムピーキッチンは、当初はフランチャイズの運営を行っていたが、2008年、満を持して自社ブランドである「三田製麺所」をオープン。それが1号店である三田本店だ。
自家製の極太麺と、豚骨と魚介をブレンドした濃厚なスープが一躍人気となり、都内を中心に店舗数を増やした。
2019年の今では日本全国と香港にて39店舗で運営されている。
外に出されたメニューも、つけ麺専門店らしい構成となっている。
三田本店の入り口は間口が狭く、1階はカウンター席のみだが、2階席もあって、そちらはテーブル席を中心とした構成になっている。
スープやトッピング、麺の量は自在にカスタマイズ可能
三田製麺所 三田本店のグランドメニュー。
なんといっても「つけ麺」が基本で、そのバリエーションとして「辛つけ麺」「背脂つけ麺」があり、トッピングも様々なものが用意されている。
また、麺の量は5段階にカスタマイズでき、並・中・大までは同一料金となっている。
今回は最もオーソドックスな「つけ麺」をオーダー!
麺の量は並で。
ページを開くとさらにバリエーションがある。
「チャーシューつけ麺」「野菜盛りつけ麺」「味付玉子つけ麺」などがラインナップ。
さらにはご飯も「ねぎ飯」「肉めぎ飯」「明太子飯」などが用意されている。
特徴なのは「割り飯」と名付けられた白飯。これは麺を食べた後、スープの中にドロップするための飯なのだとか。
さらに一品料理もラインナップしている。
「乾杯のお供にスピードメニュー」とのことで、隣のドリンクページにあるお酒と共に、居酒屋としての利用も可能そうだ。
「三田製麺所の三つのこだわり」と書かれたフィロソフィ。
二、自家製オリジナル極太麺「角ストレート12番」
三、三位一体出汁ベース「とろ旨つけ汁」
三田製麺所の味へのこだわりについて書かれているので、じっくり読んで期待を高めて行こう。
「三位一体」の濃厚なスープと「極太麺」の絶妙なハーモニー
しばらくして提供された「つけ麺」!!
極太麺とスープの海苔の上に盛られた魚粉にインパクトがあり、食欲がそそられる。
これが自家製オリジナル極太麺「角ストレート12番」だ。
その名の通り極太で、つけ麺のスープによく絡む。
スープは三位一体とあるように、豚骨や鶏ガラを炊き出した「動物系出汁」、数種類の野菜から抽出した「植物系出汁」、そこに鰹節・鯖節・あご節の「魚介出汁」をブレンドした複雑なものとなっている。
特に鰹の味が強く感じられるこのスープは濃厚で、極太麺とのマッチングも最高だ。
海苔の上の魚粉は、少しずつブレンドして味の変化を楽しむのも良いし、最初から全てドロップするのも良いだろう。
麺を漬け、食べる。麺を漬け、食べる。
この動作が止まらなくなってしまうところが、美味しいつけ麺であることの証だ。
テーブルには一味と粗挽きのブラックペッパーが用意されている。
スパイシーさを求めたければ振りかけてみよう。
トッピングやご飯ものは後からオーダーすることも可能だ。
全てを揃えたオール・イン・ワンのトッピングが「三田盛り」と名付けられているのが素晴らしい。
麺を食べ終わったら「割りスープ」をスープに注ぎ、最後までスープの味を楽しもう。
全国で展開中のつけ麺専門店「三田製麺所」の本店は、東京都港区の三田にある「三田本店」。
是非、三田製麺所発祥の地である三田本店の味を味わってほしい。