名古屋のセルフスタイルうどん
2000年以降の讃岐うどんブーム以来、セルフのうどん屋といえば讃岐うどんというくらい定着しているが、讃岐ではない名古屋発祥のセルフスタイルのうどん屋チェーンがある。
それが「どんどん庵」。その1号店は、愛知県・名古屋市の砂田橋にある「砂田橋店」だ。
※閉店しました。
どんどん庵は、「麺処サガミ」を運営する株式会社サガミチェーンにより、郊外型のセルフスタイルの店舗として、1978年9月に開業した。
その1号店がここ、「砂田橋店」である。
地下鉄名城線、もしくはゆとりーとラインの砂田橋駅を降りて徒歩1分のところにある。
店内は広く、明るい雰囲気だ。
つゆは赤?もしくは白?
メニュー。セルフらしくリーズナブルである。
そば、きしめんまでラインナップしているのは、讃岐うどん店には見られない。
また、みそうどんもあるのはいかにも名古屋といったところである。
システムとして、まず最初に麺を選ぶ。
麺は自分で湯がいて温めることができる。
再びどんぶりに麺を戻して…
次に揚げ物やおにぎりなどのサイドメニューを選ぶ。
最後につゆをえらぶ。つゆは「赤」と「白」と書かれたものが用意されている。
赤は濃い口、白は薄口とのこと。
ここでは「赤」をチョイス。
どんどん庵の上級者となると、このつゆをブレンドするのだという。
最後に、ネギをトッピングして出来上がり。
讃岐うどんとは一味違う名古屋うどん
どんどん庵 1号店 砂田橋店でのうどん 小、赤つゆである。
讃岐うどんとはまた違うようなモチモチのうどんで、濃厚なたまり醤油のつゆが結構ガツンと来る味である。
そばやきしめんまで選ぶことが出来て、つゆのブレンドまでセルフで行えるうどん店、どんどん庵。
愛知県を中心に岐阜県・三重県含めて、2017年2月現在で35店舗を展開中である。