讃岐製麺 1号店 滝子通店

名古屋生まれのセルフ讃岐うどんチェーン

第4次讃岐うどんブームを巻き起こしたはなまるうどん以降に創業した世代の讃岐うどんチェーンといえば丸亀製麺香の川製麺が知られるが、讃岐製麺もそのうちのひとつ。
讃岐製麺の1号店は愛知県名古屋市昭和区にある、滝子通店だ。

名古屋の市街地、八熊通りに面したところにある讃岐製麺が、1号店である滝子通店だ。
滝子通というのは通りの名前ではなく町名である。

自家製麺 釜揚げうどんと掲げられた看板。店内製麺している主張だ。

こちらはシンプルに釜揚げうどんとだけ書かれた看板。

すっかりおなじみとなった、セルフスタイルの讃岐うどん

讃岐製麺の1号店である滝子通店は2008年、ザめしやからの業態転換としてオープンした。
讃岐製麺は、ザめしや、街かど屋、めしや食堂などを運営する株式会社ライフフーズによって運営されている。

2020年6月現在、愛知県と大阪府を中心に14店舗で運営されている。

セルフスタイルの讃岐うどん店らしく、うどんを注文したら、長いカウンターに沿って天ぷら類を取り、最後にまとめてお会計を行う仕組みになっている。
店内は広く、多くのテーブル席が用意されている。

カウンターの上に設置された「讃岐製麺」の看板が迫力だ。

メニューはこのようになっている。
サイズは並と大があり、一部で特大のものもある。

今回はベーシックな「かけうどん」並をオーダー。

様々な種類の天ぷらがスタンバイしていることもセルフ讃岐うどんの楽しみの一つだ。

今回は「鶏の天ぷら」をチョイス!
名物と書かれると選ばざるを得ない。

本場の讃岐うどん店のようにおでんがスタンバイいるが、みそおでんがあるところが、ここは名古屋だと感じられるポイントだ。

かけうどんの出汁は、このだしマシンを使って自分で注ぐ仕組みだ。

つい、なみなみと注いでしまう。

青ネギ、天かすはとり放題だ。

薄めの出汁とナイスな麺!さてどうやって食べる?

かけうどんの並と、鶏の天ぷら
シンプルかつ普遍的な讃岐うどんを味わえそうだ。

青ネギ、天かすともに結構盛った!

食べてみると、麺に適度なコシがあることが伝わってくる。
そして麺自体にもほのかな塩味がある。
何より喉ごしがよい!
これは店内製粉のなせるワザだろう。

しかしながら、つゆの味がとても薄い。
出汁はしっかりと感じるのだが、本当に素の出汁の味だけで、塩味がほとんど無い。

これは、そういうものだろうか?
もしくは自分で醤油を足して味を調整するのだろうか?

テーブルの上には讃岐製麺謹製のだししゅうゆがスタンバイしている。
これを少しうどんに足すことで、何だかちょうど良い味加減になった。
かけうどんに醤油を足して食べるのは初めてだが、味はバッチリだ。

鶏の天ぷらもボリューム感あり。
肉も柔らかく、味付けもしっかりされている。

「讃岐うどんの美味しい食べ方」として5つの食べ方が指南されている。
それぞれ基本的なことが書かれているが、かけうどんに醤油を足すといったことは書かれていない。

讃岐製麺の「うどん作りへの心得」が掲げられている。

土三寒六常五杯のいわれ

 手打ちうどんを作る際の四季の温度変化に対する「塩加減」を表現した古くからの口伝で、「どさんかんろくじょうごはい」と読む。
 「土」は夏の土用、「寒」は寒中、「常」は春・秋のことであり、土用の頃の暑中には塩一杯を水三杯に溶かした濃い塩水で小麦粉を練り、寒中は逆に六杯の水で溶かした薄めの塩水を使い、春と秋は塩一杯を水五杯で溶いた塩水で丁度良い、という教えである。
 温度変化に対して非常に敏感である生地は、暑いとダレ、反対に寒いと硬くなる。
 土三寒六常五杯の心得は、塩分濃度を加減しているだけでなく、塩を溶く水の量を変えることで、小麦粉への加水量自体も調整していることになる。
 うどんは室町時代から既に現在とほぼ同じ作り方がされていることが分かっているが、「土三寒六常五杯」とは、長いうどん作りの歴史の中で先人が経験上会得した、一つの指標だったと言えよう。

季節によって水と塩の加減を変えるのだという。

名古屋生まれのセルフスタイル讃岐うどんチェーン、讃岐製麺
名古屋テイストはみそおでんがあるくらいだが、店内製粉らしく喉ごしの良い麺が楽しめた。

讃岐製麺 1号店 滝子通店の地図