どこかほっとするうどん屋さん
愛知県を中心にチェーン展開するうどん店「うどん そば処 どんきゅう」。
その本店は、愛知県清須市にある春日本店だ。
派手さは無いお店だが、広い駐車場には次々と地元ナンバーの車が入ってくる。
どうきゅうは、桜えびのかき揚げが名物だ。
それでは入店してみよう。
実は充実したメニューの和食レストラン
うどん そば処 どんきゅうは、株式会社中部デリカによって運営されるうどんとそばを中心とした和食レストランだ。
株式会社中部デリカは清田産業株式会社の傘下で、食品メーカーとして1981年に有限会社中部デリカとして設立された。
当初は卸し用の麺を製造販売していたが、1997年に初の路面店となるどんきゅう甚目寺店をどんきゅうの1号店として創業。
このどんきゅう春日本店は1999年にオープンした店舗だ。
2024年1月現在、愛知県を中心に17店舗で運営されている。
店内に掛けられたレトロな木札。
麺はうどん・そば・きしめんから選ぶことができるが、中華そばもあるのが面白い。
おすすめはかきあげシリーズだ。
丼・セットものにみそかつ小丼があるのも愛知っぽい。
これがどんきゅうのグランドメニュー。
1ページ目はうどんから。
「桜えびかき揚げうどん」と「デラックス味噌うどん」がツートップだ。
その他にも「牛とろろうどん」「カツカレーうどん」など、ひと手間加えたうどんがラインナップしている。
今回は一番推しの「桜えびかきあげうどん(温)」をオーダー!
チャーシュー中華そばやピリ辛!旨辛肉つけそばなんかもある。
こちらはおかずのコーナー。
どんきゅうの唐揚げにはファンが多いという。
そして名古屋メシといえば味噌煮込みうどん。
どんきゅうの「デラックス味噌煮込みうどん」、具材が多くて豪華だ。
パリパリサクサクの桜えびかき揚げが絶品
しばらくして運ばれてきた「桜えびかきあげうどん(温)」!
メニュー写真と寸分違わない、いやそれよりも美味しそうなルックスにテンションが上がる。
桜えびのかき揚げハ、カリッカリに揚げられているが、箸を入れると簡単にサクッと割れる。
香ばしさと軽さが同居した、素晴らしい揚げ具合だ。
そこに桜えびの風味が加わり、口の中で〝たまらない瞬間〟が来る。
麺はしっとりとした噛み心地で、柔らかめ。
どんきゅうでは温用麺、冷用麺と別々に作っているのだとか。
そしてつゆは鰹の出汁が効いていて、甘さは控えめ。
派手さはないが、飽きずに何度も食べられそうな予感だ。
気がつけば周りは地元の方達で満席。
高齢者から家族連れまで、これぞ地元密着というお店だ。
何も飾らずシンプルに。だからこそ、どこか落ち着く優しい空間なのかも知れない。
ちょうど良いお店、という形容が最も似合う、そう思って店を出た。