油そば専門店 歌志軒 本店

名古屋生まれの油そば

名古屋で創業し、全国、そして海外にも店舗を拡げる油そば専門店「歌志軒」
その1号店であり本店は、名古屋市昭和区にある本店だ。

シンプルに油そばとだけ掲示されたファサードが印象的だ。

油そば専門店 歌志軒とある。

本店は、アパートの1階に入居している。

油そばについての説明書きがあった。

油そばとは?

油そばとは「スープの無いラーメン」。その食べ方は、アツアツに茹でた麺にラー油とお酢をお好みでかけ、ダイナミックにかき混ぜて食べる。丼の底に少量の醤油ダレと油が見事な一体感を醸し出す。余計なものは一切入れず、麺をひたすら味わう。麺類を究極に極めたラーメンです。

とのこと。ひたすら麺を味わうラーメンだ。

コンパクトな店内は、専門店の空気

歌志軒は、2010年に創業した油そば専門店だ。

そのルーツは、創業者である加地健一氏が千葉でホテルの仕事をしている時に、たまたま食べた油そばに衝撃を受けた所から始まる。
東京の油そば店での修行を経て出身地の名古屋に戻り、何百回もタレを作り直し、たどり着いた味がこの歌志軒だという。

1号店は名古屋の昭和区にオープンした、この本店。

2021年5月現在、愛知を中心に全国に60余り、海外に20余りの店舗数で運営されている。

歌志軒 本店の店内はコンパクトな広さだ。
カウンター席を中心に、いくつかのテーブル席もある。

店内にある「本店ラインナップ」のボード。
本店限定商品もあるという。

歌志軒 本店は食券制となっている。

“究極の油そば”の楽しみ方として、ベース、トッピング、サイドメニューの注文について書かれている。

今回は定番の「油そば 並盛」をオーダー!

壁に飾られた「無双」の文字が、何かを掻き立ててくる。

かと思えば「無」
時に猪突猛進に食べ、時に心を無にして食べるのだ。

テーブルには、ラー油と酢の大きなボトルがスタンバイ。
これぞ油そばといった趣だ。

ニンニクと一味もある。

「油そば」の召し上がり方 が書かれている。
まずはラー油をかけて、混ぜる…と。

シンプルながらも奥の深い味

しばらくして運ばれてきた「油そば」並盛

まさにスープのないラーメン。
大きなチャーシューとメンマが良いアクセントになっている。

まずはラー油をかける。セオリー通り、1周半だ。

そして同様に、もかける。こちらも1周半だ。

そして混ぜる、混ぜる!

あっという間に真っ赤になる麺。

おお、美味そうな香りが漂ってきた…

そして一気に食べる!
麺は太麺で、歌志軒の自家製麺とのこと。

この麺の香ばしさが素晴らしく、ラー油と酢だけで飽きずにどんどん食べ進めることが出来るのは、麺とタレがしっかりと作られているからだろう。
そしてメンマとチャーシューも、油そばとベストマッチング。

並盛ということもあって、あっという間に平らげた。

今回はノーマルの油そばだったが、次回は様々なトッピングを試してみたいところだ。

油そば専門店 歌志軒 本店の地図

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