赤舎利一筋! 都会のこだわり回転寿司
東京と千葉で6店舗を展開する回転寿司チェーン店「もり一」は、低価格でありながらも、赤酢を使ったこだわりのシャリが人気のお店だ。
錦糸町駅の駅ビル、テルミナ。
ここに入居する回転寿司が「もり一」。
赤舎利一筋とあるように、赤酢を使ったシャリが特徴だ。
低価格の皿がメインのお店となっている。
それでは入店してみよう。
こだわりの味を低価格で楽しめる
もり一のルーツは「元禄寿司」に始まり、「平禄寿司」のフランチャイズ時代を経て、2003年に「もり一」(当時はもりいち)としてブランド独立。
その1号店となったのが錦糸町らがーる店、今の錦糸町テルミナⅡ店だ。
現・株式会社もり一の取締役社長である吉野智之氏が部長だった当時、シャリの改善に赤酢の導入を検討した。熟成した酒粕が原材料の赤酢には深いコクがあるが、これまでの穀物酢よりも段違いに原価が高い。周囲の反対を押し切り、半年かけて完成させたもり一独自の赤酢。その赤いシャリは、今ではもり一の代名詞となっている。
もり一 錦糸町テルミナII店のグランドメニュー。180円皿と230円皿のみという非常にリーズナブルな構成になっている。
湯飲みはもり一のシグネチャーモデルだ。
お茶はマテ茶が用意されているのもユニークだ。
赤酢に舌鼓!ワンランク違う回転寿司
自家製〆サバ
なんと3貫で180円だ。
シャリは赤酢がしっかりと効いている。
定番のサーモンは230円。
大きなネタが嬉しい。
ねぎとろ軍艦。
ボリューミーだ。
サーモンアボカド巻き!
これで230円だなんて。
あん肝の味わいと、赤酢のシャリの相性は絶妙だ。
塩辛手巻。
コリコリとした食感のイカ塩辛をたっぷり使ったボリューミーな塩辛手巻。赤酢らしく酸味のビシっと効いたシャリが気持ち良くて、あっという間に食べ終えてしまう。
青森産のにんにく醤油がレーンで回ってくるのも面白い。
閉店間際になると、爆盛りされたお得な皿が回り始める。
赤シャリにこだわる都会の回転寿司、もり一。
低価格にも関わらず、通常では考えられないほどのクオリティが楽しめた。
回転寿司店の多い東京で、激戦区を生き抜くお店の凄さをまざまざと見せつけられたような気持ちになった。