目黒から始まった回転寿司チェーン
全国に回転寿司チェーンとして展開中の「海鮮三崎港」。
その1号店は、東京の目黒駅前にある「目黒店」だ。
目黒駅東口を出て、徒歩1分の所にある。
この海鮮三崎港 目黒店こそが、1号店である。
海鮮三崎港は「京樽」グループ
海鮮三崎港は、株式会社京樽によって運営されている回転寿司店だ。
この1号店は、1997年11月に回転寿司業態としての新店舗としてオープンしたものである。
当時、回転寿司は「デカねた」ブームであり、海鮮三崎港もデカねたを売りとしてオープンした。
京樽というブランドには長い歴史があり、そのルーツは1932年に創業した京都河原町の割烹料理店だ。
寿司を中心としたテイクアウト店の「京樽」は、1952年1月に東京・上野にオープンした。
外食業界の競争が激化する中で、株式会社京樽は1997年に会社更生法の適用を申請して倒産するが、同年の11月に海鮮三崎港の1号店がオープンしたことで会社の更生に成功し、2002年に更生手続きが終了する。
そして現在は吉野家ホールディングスの完全子会社となっている。
2018年12月現在、海鮮三崎港は全国に81店舗で運営されている。
店内はカウンターのみの構成となっている。
入口にある「KAISEN MISAKIKOU MEGURO」のレストランアート。
店舗の奥にある大型の「海鮮三崎港」のパネル。
価格レンジは110円から590円だ。
醤油は京樽のオリジナルのもの。長年、寿司を取り扱ってきた京樽ならではだ。
タッチパネルと特急レーン
グランドメニューはレーンの上に貼られている。
レーンは2階建てになっていて、通常は下のレーンに寿司が流れている。
オーダーはタッチパネルで行う。
このオーダーを行うと…
2階のレーンに高速で黒いトレーが流れてきて、オーダーした寿司が運ばれてくる!
ネタを取ると、黒いトレーは高速で帰って行く。
海鮮三崎港、こだわりのネタの数々
オーダーして運ばれてきた「大トロ」!!
柔らかく、マグロの旨みが楽しめる逸品!
こちらは冬の青魚「寒ブリ」!!
ネタの厚さが嬉しい!
こちらは「とろサーモン」!!
大きなネタが楽しめる!
そして「しめサバ」!!
個人的に良かったのは「あおさのみそ汁」!!
あおさがかなりの量で入っており、食べ応えありでした。
全国で展開する海鮮三崎港、その1号店である目黒店。
都心にも関わらず駅から徒歩1分という立地にありながらも、リーズナブルに寿司が楽しめる。
本格的な寿司がさっと楽しめる、貴重な店舗だった。