あの「鳥貴族」が始めたハンバーガー屋さん!
低価格で焼鳥が楽しめる居酒屋チェーン店「鳥貴族」。
東大阪市の俊徳道で創業した1号店から始まり、今や関西もちろん首都圏でも人気と知名度を誇る鳥貴族が新業態として始めたハンバーガーチェーン店が、この「トリキバーガー」。
2021年8月にオープンしたばかりの同店、1号店は東京都品川区にある大井町店だ。
新しいビルの1階に、シンプルに掲げられたTORIKI BURGERのロゴ。
大井町駅から徒歩1分という好ロケーションが素晴らしい。
鳥貴族を知らなければ、TORIKIが何を指すのか分からない。
おそらく外国人にとっては、What’s TORIKI? ってなものだろう。
ブランドの始まりなんてそんなもの。人名であるMcDonald’sに意味なんかないんだ。
ハンバーガーが翼を授かったトレードマークも新しい。
出来たてホヤホヤのTORIKI BURGER 1号店だ。
それでは入店してみよう。
鳥貴族の文法を踏襲した統一価格なメニューが気持ちいい!
トリキバーガーを運営するのは、居酒屋「鳥貴族」を運営する株式会社鳥貴族だ。
鳥貴族は1985年、大阪府東大阪市にある近鉄の俊徳道駅前にて、1号店となる俊徳道店を創業。
当初からメニュー価格統一を実践するなど、先進的な店舗運営を続ける。
鳥貴族は徐々に人気を得ていき、2005年には東京へ初進出。
2010年くらいから人気に火が付き、出店速度が急激に加速する。
東大阪の焼鳥店から始まった鳥貴族は、2021年8月現在、関東・東海・関西を中心に615店舗で運営されている一大チェーン店となった。
なお、1号店である東大阪の俊徳道店は2008年に閉店しており、現存しない。
2020年からのコロナ禍において、居酒屋業態のみの経営からの脱却を図るべく、一念発起してスタートさせた新業態が、このトリキバーガーだ。
2021年8月に1号店として大井町店がオープン。
今後は店舗数をどんどん増やしていく予定なのだという。
店内の壁に装飾された TORIKI BURGER のロゴがおしゃれだ。
翼の生えたハンバーガー、これがトリキバーガーのシンボル。
オーダーカウンターはこのような作り。
もちろん事前に精算を済ます。
カウンターに用意されたメニュー表。
鳥貴族と同じように、セットは590円で統一、単品メニューは390円で統一され、非常にスッキリしている。
これもまたトリキバーガーの特徴だ。
今回は「トリキバーガー セット」と、単品で「焼鳥バーガー ~てりやき~」をオーダー!
キャッシュレス決済の他、現金決済は自動精算機をセルフで使用するシステムだ。
3面のモニターが様々な情報を次々に表示してくれる。
お客様向けのモニターの様子。
イートインは2階フロアだ。
1階とはうって変わり、広くて余裕のある2階フロア。
明るくおしゃれな雰囲気だ。
Wifi環境もあり、コンセントがある席もある。
30年以上チキンを愛してきた私たちだから。
とことん国産食材にこだわったチキンバーガーを
リーズナブルな価格で手際よく提供してまいります。
お客様の何気なく過ぎていく時間を、わくわく楽しいひとときに変え、
そして、お客様の日常を価値ある生活に変えていきたい。
想いを込めて、毎日営業しております。
トリキバーガーでは朝メニューも用意されている。
朝らしく全体的にさっぱりとしたラインナップになっている。
190円というリーズナブル価格のソフトクリームもある。
2階の壁にもトリキバーガーのシンボルが!
まさに、鳥貴族の「焼鳥」そのもの
オーダーした「トリキバーガー」セット(ドリンクはコーラ)と、「焼鳥バーガー ~てりやき~」の単品!
こちらはトリキバーガー。
シールが貼られている。
こちらは焼鳥バーガー。
セットのフレンチフライポテト。
少し色が濃いめに見えるが、これは芋の色がそうさせているものだ。
ドリンクカップもトリキバーガーのシグネチャーモデルだ。
では、「トリキバーガー」から!
こちらはフィレ肉(ムネ肉)を揚げてチキンカツのようにしたもの。
薄めの1枚肉は脂身が少なく、ヘルシー感のあるさっぱり目の味わいだ。
味付けも薄味なので、どんな人にも嫌われないだろう。
そして「焼鳥バーガー ~てりやき~」!
こちらはモモ肉を使い、割とコッテリ、そしてボリューミーな肉質だ。
鳥貴族のオリジナルソースで味付けされ、見た目は焼鳥をバンズに挟んだもの。
さて、味は…!?
ま、まさに焼鳥!
鳥貴族で食べたあの味がそのまま!
少し甘めで和風の味付けがハンバーガーになると、不思議な感覚。
自分は焼鳥を食べているのか、ハンバーガーを食べているのか…
これはなかなか新しい経験。是非ともおすすめしたい逸品だ。
トレイのシートもトリキバーガー仕様になっている。
新規オープン記念で配られた限定のバッヂもゲット。
鳥貴族がプロデュースする新業態、それはまさかのファストフード。
鶏の扱いに長けた鳥貴族だからこそ実現可能な、鶏肉だらけのハンバーガーチェーン。
激戦区のファストフード市場で、これからトリキバーガーは翼を授かり羽ばたいて行くのか。
その行く末を見守っていきたいところだ。