がってん寿司 本店

埼玉発祥のグルメ回転寿司「がってん寿司」

がってん承知!と威勢よくコールしてくれるグルメ回転寿司、「がってん寿司」
埼玉の深谷市、関越自動車道花園インター降りてすぐのところに「本店」を構える。

彩甲斐街道と呼ばれる国道140号沿いの、堂々たる存在感のがってん寿司 本店。
これが本店だ。

がってん寿司のシンボルイラストも大きく飾られている。

威勢の良い「がってん承知」コールを楽しみながら

がってん寿司のルーツは、1987年、元禄寿司のフランチャイズとして、埼玉の寄居にて創業した。

1995年、元禄寿司のフランチャイズから独立し、リニューアルしてオープンしたのが「がってん寿司」だ。

寄居にあった1号店は閉店し、現在は深谷にあるこの店舗が本店という扱いになっている。

2021年6月現在、がってん寿司、磯のがってん寿司、立ち食いがってん寿司、承知の助などのグループで、関東を中心に120店舗ほどで運営されている。

ちなみに、がってん寿司を運営する株式会社アールディーシーは、Restautrant Dramatic Companyの略であるが、以前はRestautrant “Dentistry” Companyの略であった。

このDentistryは「歯科医」という意味だ。
回転寿司に歯科医?と思うが、創業者の大島氏は歯科医師の免許を持ち、29歳で歯科医院を開業。それが、1986年に寄居で創業した歯科医「アールディーシーデンタルラボ」だ。

そして翌年に始まったのが、元禄寿司だった。
RDCは歯科医業から飲食業に転身したという異色の会社である。

「親知らず、抜いて下さい!」に対して「がってん承知!」とは言ってなかったはずだが。

十分な広さのある店内。
「がってん承知!」の威勢のよいコールが響く。

がってん寿司の「がってん承知」コールは、1987年に1号店をオープンさせる前のまだ元禄寿司のフランチャイズだった時代、店を盛り上げようと言い始めたのがその始まりだという。
やがてそのコールが評判となり、店は盛り上がったのだとか。

本日のおすすめ黒板。
日本全国から様々なネタを仕入れている。

ヘィ らっしゃい
威勢のよいのが 身上だから
気取って 喰ってちゃ いけねェよ
お気軽お好み 声かけりゃ
ホィきた がってん承知の助
ヘィらっしゃい とっても旨いが身上だから
気取って 喰ってちゃ いけねェよ
ネタはピカ一 海の幸
ホィきた がってん 承知の助

気取って喰ってちゃいけない。
その言葉を胸に、テーブルにつく。

がってん寿司のオリジナル湯飲み。

箸、醤油皿もがってん寿司のシグネチャーモデルだ。

がってん寿司のオリジナルの醤油も用意されている。

海無し県だからこそ、美味しい寿司を

皿ごとの価格はこのように設定されている。

オーダーはテーブルのタッチパネルから行う。

まずは「まぐろ三昧」からオーダー!

とろびんちょう・中とろ・まぐろが揃ったまぐろ三昧!

中トロは良い感じに脂が乗り、まぐろは赤身のさっぱり感を味わえる。
この1皿でまぐろの魅力がすぐに味わえた。

そして、「いわし」

いわしを寿司として食べると、不思議な贅沢感を味わえる気がする。
がってん寿司のいわしはとても肉厚で、旨味が爆発!
素晴らしいネタだ。

こちらは「かつお」

シーズン的には初鰹なので、かなりアッサリとした風味。爽やかな味わいだ。

気になるのがこちら…

「がってん真鯛」シリーズ!

特製梅醤油、湯霜造り、柚子塩炙りの3種類がラインナップしている。
どれも凝った味付けだ。

オーダーしたのは「がってん真鯛 湯霜造り」

真鯛ってどうにも淡泊で、ちょっとコリコリと固いのかな~?と想像していたが、口に入れてみるとその想像が覆された。
なんとも柔らかい! 真鯛ってこんなにもフワフワとしたソフトな味わいだったのか。

湯霜造りとは、熱湯にさっと通したり、表面だけに熱湯をかけるという造り方で、真鯛の柔らかさは湯霜造りによるものかも知れない。

これまでの真鯛感が大きく変わった逸品だった。

そして「生サーモン」!

大きなネタが迫力の生サーモンだ。
サーモンらしい旨味を、存分に味わうことができる。

なお、平日のランチ時は味噌汁が無料となっている。

「海無し県の埼玉だから、色んな場所からネタを仕入れることができる。」
そんな逆転の発想で成功したグルメ回転寿司、がってん寿司

「がってん承知!」の合い言葉のもとに海の幸を楽しめる埼玉のグルメ回転寿司は、海あり県の回転寿司に決して負けない美味しさがあった。

がってん寿司 本店の地図

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