マグロの解体ショーもある回転寿司店
名古屋を中心に展開するグルメ回転寿司チェーン「まぐろや石亭」(せきてい)。
その本店は、名古屋市瑞穂区にある瑞穂本店だ。
市営地下鉄名城線の瑞穂運動場東駅近くにあるここが、まぐろや石亭 瑞穂本店だ。
マグロの解体ショーが行われる時は予めこの看板で予告されるようだ。
それでは入店してみよう。
マグロに強みを持つグルメ回転寿司
まぐろや石亭は名古屋で創業した回転寿司店だ。
創業以来チェーン展開を行っていなかったが、2017年に回転寿司一心などを運営する株式会社共和フーズによってM&Aされ、まぐろや石亭 瑞穂店を瑞穂本店とし、フランチャイズ本部としてチェーン展開が開始された。
2017年度だけでまぐろや石亭は御器所店、緑店、知立店、中津川店と、フランチャイズ方式で店舗を設けた。
運営会社である株式会社共和フーズは1999年に創業。当初は茨城県に本社を持つ株式会社小野瀬フーズのフランチャイジーとして、グルメ回転寿司「すし勢」の春日井店を1号店として創業した。
2008年になると小野瀬フーズのフランチャイジーから独立し、すし勢を自社ブランドである「一心」へと変更。
2017年にはまぐろや石亭のM&Aとフランチャイズ開始、2019年には石川県のグルメ回転寿司「もりもり寿司」の、東海・近畿での運営を開始している。
まぐろや石亭は2024年1月現在、名古屋を中心に6店舗で運営されている。
店内は厨房を取り囲むように配置されたカウンター席と、いくつかのテーブル席が用意されている。
本日のおすすめボード。冬なので寒ブリがラインナップしている。
テーブルにはタッチパネルが用意されている。
タッチパネルのトップページはこのようなレイアウトだ。
各国語対応も行われている。
当店人気No.1として推されているのはこれ「究極まぐろ七貫握り」!
本まぐろ大とろ、中とろ、赤身、生かじき、とろばちまぐろ、とろびんちょう、まぐろの七貫が集まったマグロの集大成だ。
オーダーしてみよう!
レーンは2階建てで、両方とも特急レーンとなっている。
マグロに始まりマグロに終わる!
これが「究極まぐろ七貫握り」!
回転寿司のまぐろ盛り合わせで、ここまでの種類が揃っているのは珍しい。
奥の左から、マグロ、とろびんちょう、とろばちマグロ、生かじき。
手前左から、赤身、中トロ、本マグロ大とろ。
手前は3つとも本マグロ(クロマグロ)で、奥の「マグロ」はみなみマグロ(インドマグロ)、びんちょうマグロ、かじきマグロ。
この中でベストを挙げるなら、本マグロの中トロを推したい。
サシと赤身のバランスがとても気持ち良い。
でもやはり、本マグロの大とろは迫力がある。
舌の上でとろけるような味わいだ。
他のネタも食べてみる。
こちらは「とろサーモン」。
「あん肝軍艦」!
冷えたあん肝を口に入れると独特の風味が口の中にフワッと広がる。
まぐろはそれぞれ単品でのオーダーももちろん可能だ。
まぐろだけでかなりのバリエーションがある。
しばらくタッチパネルを操作しないと、この画面が表示される。
マグロの部位説明を見ながら食べるとさらに美味しいということだ。
まぐろに強みを持つグルメ回転寿司、まぐろや石亭。
やはりここでは、一番人気のマグロ七貫盛りを食べておきたい。
本マグロ、びんちょうマグロ、バチマグロの風味の違いが分かるのも、寿司の楽しみのひとつだ。