海転寿司 丸忠 サンロード店

愛知の老舗回転寿司チェーン

海転寿司 丸忠は、東海地方と近畿地方を中心に展開する回転寿司チェーン店。
現在は海転寿司丸忠、魚河岸、ABRI、海転寿司丸忠のブランドで展開しているが、主力である海転寿司 丸忠の店舗のひとつとして、近鉄名古屋駅地下のサンロード店を採りあげる。

名古屋駅の地下街、サンロード。
ショッピングセンターへの出店の多い丸忠の中で、ここはやや異色な出店場所だ。

回転寿司 丸忠 サンロード店の様子。サンロードは人通りの多い地下街だ。

「自信をもって言える魚がこの店にいます」と書かれた看板。
グループ関連会社に仲買や貿易加工会社がある丸忠ならではの品質がある、とのこと。

外から生け簀が見えるようになっている。

サンロードのマスコットは「もぐらのチカちゃん(女の子)」と、45歳年下の彼氏として「もぐらのサンちゃん(男の子)」の二人。
45歳年下という設定が無茶で面白いが、サンちゃんの方は2002年に作られたキャラなのでそういう設定とのこと。

それでは入店してみよう。

総合水産企業だからこそ

海転寿司 丸忠は、株式会社丸忠によって運営され、東海地方と近畿地方を中心に展開する回転寿司チェーン店だ。
創業は1961年で、東海給食株式会社として設立された同社は、鮮魚小売業を行っていた。
1975年からは寿司の小売りを始め、1984年には回転寿司事業を開始。その1号店は豊田市にオープンした店舗であるが、現在は存在しない。
ここで採りあげるサンロード店は、数ある店舗の中の1店舗である。

2024年1月現在、東海地方・近畿地方を中心に、海転寿司丸忠、魚河岸、ABRI、海転寿司丸忠のブランドを合わせて23店舗で運営されている。

店内はカウンター席のみのコンパクトな空間。
レーンは2重になっており、各席にはタッチパネルが用意されている。

皿は150円から930円までと、ワイドレンジだ。

レギュラーメニューとは別に、ファンシーな手書きの旬ものメニューも用意されている。

オーダーはタッチパネルから行う。

箸袋とお手拭きは丸忠のシグネチャーモデルだ。

酢飯の存在感と豊かなネタのハーモニー

まずは「中トロ」から!

ねっとりとした食感の、味わい深い中トロだ。
シャリは酢の酸味がビシっと効かされており、大人の回転寿司という感じがする。

そして「しめ鯖」

こちらもビシッと酢が効いていて気持ちのよい一品。

「山芋うずら」

一転して癒やし系の軍艦をオーダー。
やはり愛知県の回転寿司ではうずら玉子を食べたい気分になる。
フワフワの山芋とうずらの黄身が優しい。

「サーモン オニオンのせ」

愛知県ではサーモンにマヨネーズとオニオンを載せるのが鉄板だ、と教えられてから、こういうのを頼んでしまいがちに。
ひんやり爽やかなオニオンが嬉しい。

「松茸天握り」

エビフライ、エビフリャーではございません。
松茸天の握りだって。少し珍しいネタかな?

ほんのりとした松茸の香りが良い心地に。アロマ的なリラックスを味わえる一品。

魚が旨い!!

愛知県で長い歴史を持ち、今もショッピングセンターを中心に店舗展開をする丸忠。
多くの人が行き交う名古屋駅の地下街で食べるその味は、まさに都会の回転寿司だ。

海転寿司 丸忠 サンロード店の地図

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