新潟ローカルのステーキ・ハンバーグレストラン
新潟県内で展開するステーキとハンバーグのレストラン「ステーキのさる~ん」。
その最古店は、三条市にある三条店だ。
国道289号線沿いにあるステーキのさる~ん 三条店。
倉庫のようなシンプルな建物だが、燃えさかるたいまつと共に、どこか雰囲気がある。
それでは入店してみよう。
絶品!肉汁したたるカミナリハンバーグ
ステーキのさる~んは、株式会社サルーンによって1979年に新潟県の栄町店を1号店として創業した、ステーキとハンバーグの専門店だ。
三条店は1982年にオープンした2号店で、1987年にこの場所へと移転、2007年にリニューアルオープンした店舗となっている。
2021年現在、ステーキのさる~んは新潟県内に6店舗で運営されている。
また、2005年より新業態の店舗である石焼ステーキ贅がオープン。
さる~んの店舗数を上回る規模にまで成長させ、新潟はもとより北陸や東北にも展開している。
店内は天井も高く、なかなか開放的な空間だ。
ステーキのさる~んのグランドメニュー。
ページを開くと、さるーんリブステーキ、カミナリハンバーグというさる~んの2大推しメニューが登場する。
リブステーキは200gからオーダー可能だ。
こちらはカミナリハンバーグ。
つなぎを使わず、牛肉100%のハンバーグだ。
170gのシングルか、340gのダブルでオーダーできる。
社長が初めて食べた時、カミナリが落ちたような衝撃を受けたことから、「カミナリハンバーグ」と命名されたのだとか。
今回はカミナリハンバーグ 170gのシングルで、ソースは特製オニオンソースをオーダー!
セットは、スープセットか、サラダの付いたさるーんセットが選べる。
今回は、ライス、コーンスープ、グリーンサラダのさるーんセットをオーダー。
ステーキには赤身が中心のヒレステーキ、コンボメニューなどもある。
従来のハンバーグは、様々なトッピングを楽しむことができる。
さる~んのマスコットキャラクターの犬の名前は「ジョージ」と言い、新潟県三条市生まれという設定だ。
さるーんセットということで、最初にサラダとコーンスープが運ばれてきた。
サラダにはイタリアンなドレッシング、そしてコーンスープはなかなか濃厚なものだ。
しばらくして運ばれてきたのが、メインディッシュ「カミナリハンバーグ 170g」!
さわやかやブロンコビリーのようにプレートの上でフィニッシュされるものではなく、しっかりと中まで焼かれたウェルダンのスタイルで提供される。
ガルニにはポテト、コーンなど。
再加熱できる焼き石もある。
そして味変ツールとして、ガーリックも。
ソースは特製オニオンソース。
その名の通り玉ねぎがギッシリ詰まった芳醇なソースだ。
このソースをカミナリハンバーグにドロップ!
少しずつかけて、ベストな分量を調節しながら食べると良いだろう。
カミナリハンバーグ、ウェルダンと言っても噛み応えの中に柔らかさがあり、とても食べやすい。
やや小ぶりのサイズということも手伝って、サクサクと食べることができる。
また、サラダのドレッシングが何とも「肉を食べたくなるような味」をしており、サラダ⇔肉の往復が止まらない…
そしてもう一つ特筆すべきなのが、さるーん名物の「梅ごはん」!
梅のペーストを練り込んだご飯で、爽やかな酸味が楽しめるものだ。
この梅ごはんは、脂身の多い肉でやや重くなった味覚を、爽やかにリセットしてくれる。
ハンバーグに梅ごはんがこんなにもマッチするとは驚きだ。
カミナリハンバーグの170gとさるーんセットというシンプルなディナーだったが、その味の確かさに大満足で店を出た。
今度は是非、ステーキも食べてみたい。
そんな新潟のステーキ&ハンバーグレストランであった。