少し大人のしゃぶしゃぶチェーン店
主にロードサイドで見かけるしゃぶしゃぶのチェーン店と言えば、「温野菜」や「木曽路」だろうか。
大きな看板でひときわ目立つ存在のしゃぶしゃぶチェーンである。
しゃぶしゃぶ温野菜が創業したのは、2000年3月。
「牛角」を展開するレインズインターナショナルが作ったしゃぶしゃぶチェーンのブランドである。
その1号店は、東京・世田谷の小田急・経堂駅の近くにある「経堂店」だ。
経堂駅から徒歩1分という好立地の所にあるしゃぶしゃぶ温野菜 経堂店。
ロードサイドに大きく店を構えるイメージの温野菜だが、このように駅近の店舗もある。
現在はレインズインターナショナル(レックスホールディング)の直営店ではなくフランチャイズ店となっているが、1号店の場所は創業当時のままだ。
1号店らしい雰囲気を持つ店内
店内は決して広くなく、どこか個人店舗のような趣すら感じさせる。1号店の醍醐味を感じる部分だ。
黒毛和牛へのこだわりについて書かれている。
しゃぶしゃぶ温野菜 シグネチャーモデルのお手拭き。
「黒毛和牛と国産野菜にこだわった、ちょっとぜいたくなひととき」
これがしゃぶしゃぶ温野菜を簡潔に表現している。
素材にこだわり、少し贅沢に仕上げる。
そのポイントは、多彩なだしや、フォアグラ入りのごまだれや、ランク分けされた和牛など、随所に感じる事が出来た。
だしは2種類を楽しめる!
鍋は火鍋のように2種類のだしを楽しめる。今回はベーシックな昆布だしと、濃厚白湯だしをチョイス。
この濃厚白湯だしは、いわゆるとんこつラーメンのスープである。
一時期、天下一品のスープでしゃぶしゃぶを食べると美味い!なる情報でネットが沸いたことがあるが、まさにこの白湯だしは天下一品のスープや家系のスープをよく研究している。素晴らしい。ラーメンスープの味そのものだった。
これがしゃぶしゃぶ温野菜1号店の黒毛和牛しゃぶしゃぶ 680円。
上質な肉をお手軽に感じることが出来る。それがしゃぶしゃぶ温野菜なのかもしれない。