ロッテリアが日本から消える
ロッテリアは、1972年に創業したハンバーガーチェーン店だ。
それが、3月末までに日本中のロッテリア全てがゼッテリアに変わる。もしくは閉店する。
運営会社の社名もロッテリアから「バーガー・ワン」へと変更された。
近畿圏では、すでに京都にあった全てのロッテリアが消えた。
私のいる滋賀でも2026年2月時点で、残ってるロッテリアは2店舗のみ。
そのうちのひとつ、ロッテリア瀬田駅前店に行ってきた。
私のロッテリア食べ納め、最後のロッテリアのつもりである。
最後のロッテリアを味わおう
JR琵琶湖線 瀬田駅前にあるロッテリア 瀬田駅前店。
いつからあるのだろうか。私が子供の頃からあるので、相当な老舗であることは確かだ。
ちなみに隣の駅である石山駅にも90年代までロッテリアがあった。

2026年2月の本日現在、日本にあるロッテリアは50店舗。
これら全てがゼッテリアに変わるかどうかは明かされていない。
このロッテリア 瀬田駅前店も3月以降の去就については何もアナウンスされていない。
ただ、来月で無くなるロッテリアのうちのひとつであることは確かだ。
カタカナ斜体表記のロゴはほとんど見なくなったので、レトロな雰囲気が漂う。
ロッテリア最後の期間限定商品は「フィリーチーズステーキバーガー」。(同じ物をゼッテリアでも提供中)
フィリーチーズステーキとはフィラデルフィアで愛されているステーキで、炒めた玉ねぎと共に食べるものだという。
ロッテリア最後期のグランドメニュー。
それでは入店してみよう。
ロッテリア時代の絶品チーズバーガーを食す
平日昼ランチセットに、絶品チーズバーガーのセットが690円でラインナップしているのでオーダーしてみた。
追加でロッテリアといえばえびバーガーなので、そちらもオーダー。
ちなみにゼッテリアの絶品チーズバーガーはレシピが違い、そのセットは940円からとなっている。
トレーのシートはすでにゼッテリアだ。
届けられたえびバーガー、絶品チーズバーガー、ポテトMサイズ。
ロッテシェーキ(バニラ)も。
やはりこれ!「絶品チーズバーガー」。
2006年、リヴァンプと共に開発され、一世を風靡したメニューだ。
当時、不振にあえいでいたロッテリアを救ったという。
ちなみにゼッテリアの「ゼ」は「ゼンショー」の「ゼ」ではなく、「絶品」の「ぜ」だという。
これからもゼッテリアの定番メニューであり続けるのだろう。
そして「えびバーガー」。海老の香りと旨みが良い感じにマッシュされたフライと、酸味のあるタルタルソース。
これぞロッテリア、という人も多いだろう。
ロッテリアのポテトが好きという人も多い。
マクドナルドとは明らかに異なる食感がある。
ロッテリアの歴史 1972~2026
そんなロッテリアも来月まで。この店舗がゼッテリアに変わるか、閉店するかは分からない。
ここはおそらくフランチャイジー店舗(加盟店)だと思うので、直営店よりもゼッテリア化が遅いのかも知れない。
大阪万博が開かれた1970年は、日本の外食ビッグバンの年。マクドナルド日本上陸(1971年)、ドムドムハンバーガー(1970年)、モスバーガー(1972年)と、今に繋がるハンバーガーチェーン店が次々に創業した。
ロッテリアは1972年に創業。製菓メーカーの「ロッテ」が、自社のアイスクリームを楽しめる場所というコンセプトに、「ロッテ」と「カフェテリア」の造語で生まれたのがロッテリアだ。
こちらはロッテリアの1号店である日本橋高島屋店。既に閉店している。
こちらは1979年に創業したロッテリアの韓国1号店(を受け継ぐ店)である小公2号店。
「ロッテリアは韓国資本で、韓国のチェーン店が日本で展開している」というのはよくある間違いで、日本のロッテグループが韓国に法人を作り、そこに日本のロッテリアを持って行ったというのが正しい。
韓国では約1200店舗と、マムズタッチに続いて業界2位の店舗数を誇る。
Since 1979とあるように、韓国のロッテリアが創業したのは日本の7年後だ。
ちなみに日本のロッテリアはゼッテリアに生まれ変わるが、韓国のロッテリアは運営会社が違う(ロッテGRS)ため変わらない。が、メニューが日本のロッテリアとは全面的に違うので、ほぼ別の店だ。
2023年9月、「ゼッテリア 田町芝浦店」を1号店として、日本のロッテリアは新しい時代の幕を開けた。
それは2023年4月、すき家やはま寿司、オリーブの丘などを運営するゼンショーホールディングスがロッテリアの全株式を取得し、子会社化したことに端を発する。
実はゼッテリアも大きなメニュー見直しを行っている。
これはゼッテリア1号店オープン時のメニュー。
絶品シリーズのバンズは楕円形をしていること、「グラン」シリーズがあったことなど、今のゼッテリアにはないものとなっている。
初期のゼッテリアではポテトは細身で、独特の食感だった。
そんな私の地元のロッテリア。
ゼッテリアになる日を迎えるのかどうか、注目している。